車のナンバーを「358」している人は、小林正観さんの本を読んだ人か聞いた人です(^^)♪
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
人間関係、仕事、お金、家族、病気、ストレス、運…すべての悩みが解決し100%幸せになる!正観さんのベスト講演CD付録。
著者について
小林正観(こばやし・せいかん)
1948年、東京生まれ。旅行作家。中央大学法学部卒業。学生時代から人間の潜在能力やESP現象、超常現象に興味を持ち、独自の研究を40年以上にわたって続けた。
講演会は年齢・性別を問わず大人気で、最盛期には、全国で年300回超の講演会を行った。2011年10月逝去。著書は『幸も不幸もないんですよ』(マキノ出版)など累計220万部。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小林/正観
1948年、東京生まれ。作家。中央大学法学部卒業。2011年10月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社より
新潟の大地震で多くの家が倒壊したとき、伊藤家だけが無傷だったのはなぜか。
この家は、そのとき食べ物から何から、全部放出した。
65室の住まいでは、家を失った人たちがしばらく生活しました。
「この家だけは、近所近隣の助けとなるから、傷つけないようにしよう」と神様は思ったのではないでしょうか。
伊藤家は、「いかにお金を貯めて、自分だけがいい思いをするか」を考える家でなくて、「いざというとき、いかに周りの人々に喜んでもらえるか」をいつも考えていた家だったからです。
おもしろいことに、仕事に関するいくつかの言葉の語源は、共通して、「喜ばれる存在になる」ことを示します。人間の仕事の本質は、「お金を稼ぐ」ことでなく「自分がいかに喜ばれる存在になるか」ということではないでしょうか。
(中略)私はトラベルライターですが、30年ほど見てきてわかったことがあります。
はやっているところは「どうしたら喜ばれるか」を考えていて、はやっていないところは「どうやって儲けるか」を考えている。
どうやって儲けるかを考えている間は、お客さんは来ないでしょう。
(前略)上の娘は、誰とも争わない。争わずにいると、敵も味方になった。彼女は無敵でした。
私はたくさんの人生相談を受けますが、彼女のおかげで、「もう、がんばらなくてもいいんじゃないですか。これからは、自分にも他人にも甘く生きることにしませんか」と言えるようになりました。
「き・く・あ」とは、私の造語で「競わない・比べない・争わない」の略語です。20世紀、私たちは、「人と競い合って勝つことは、偉い、すばらしい」と教えられました。その価値観からは、もう抜け出していいのではないか。
伊勢神宮を詣でたとき、私たち4人は、お願いごとはいっさいしないで、「ありがとう」を言い続けていました。
(中略)そもそも「祈り」の語源は、神の「意」と「宣」で、「意い宣のり」。神の意志を祝うということが、祈りの本質です。
一方「願い」の語源は「ねぎらい」。つまり、「ありがとうございました」、「おかげさまで」という意味です。
お祈りも、お願いも、本来は「自分の夢や希望をかなえてください」という意味の言葉ではありません。そうではなく、神仏に対して、私たちがしてもらっていること、生かされていることについて「ありがとう」と感謝を伝えるということ。
私が思うに、精神的な用語でのストレスとは、「自分の思いどおりにならないこと」です。だとすると、ストレスとは、人間が作り出したもので、宇宙にもともと存在する現象ではありません。
そうわかってくると、解決法が見えてきます。
(中略)根本的な解決法としては、「思い」そのものを持たないこと。思いを持つというのは、「あれが欲しい」「この願いが叶ったらいいのに」「今の状況を改善したい」と要求することでもあります。そのような夢や希望に満ちているのは、「今はそうではないから不満だ」「今の状況が気に入らない」と言っているのと同じ。
不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句には、宇宙はけっして反応しません。